アトリエベッラルーナの日記

慶応をやめてイギリスへ〜絵画造形の会社を立ち上げるまで〜

図書館の住人に

イギリス留学生活、思ったよりも過酷でしたね。

日本人で学位目的でバーミンガム大学に同年で入学したのは7人ほど。(1年の交換留学は何人もいました)

バーミンガム大学奨学金制度がいくつかあり、その中にInternational Student奨学金があり、その年によって違う国出身の学生1人に授業料ディスカウントを行うものがありました。

入る前は知らなかったし、まさか私が入学する年は日本が対象国だなんてまるでしらず、ラッキーなことに大学が勝手に私をピックアップしてくれたおおかげで大学生活毎年授業料ディスカウントをしてもらいました!

 

探すといろいろ奨学金もあるようです。

 

1年目は寮に入り、歩いて10分でキャンパスへ。

とは言っても学部ごとにビルが違うのですが、私がほぼ住み着いていたアートビルディング、The Barber Institute of Fine Arts

は美術館とコンサートホール、それに関連する図書館があるので美術史と音楽を専攻している私がほぼ3年間毎日のように朝から晩までいた場所です。

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私が3年間毎日通った場所

 

とにかく上に上がれば生の絵を見られるのが利点。

 

日本の大学生活も2年ほど経験しましたが、全然違ったのは休み時間がない。

昼休みもない。授業が続くとサンドイッチ食べ歩きながら部屋を移動したり、ビルを移動し、スニッカーズがカバンにいつも入っていた私。

そして美術史も音楽も人数が少ないので1クラス多くて30人、少なくて10人ほど。

 

バーミンガム大学の厳しいところは授業の欠席数20〜30%いくと退学。

実際に2人退学になってました。

 

もちろん日本でよく聞く代返とかありえない。

クラス内で発言しないとかもありえない。

事前に読んでおくべき書籍、論文を読んでこないとかもありえない。

 

(大学に入学するまえに課題図書がありました。そして入ってすぐにテストもありました)

 

1年生からばんばんプレゼンあり、手強い同級生に鋭い質問されてあたふた・・

とにかく心臓は強くなります!

 

もちろん勉強だけでなく、キャンパスにはパブがあったり、サークル活動があったりで、私もダンスサークルとコーラスに所属していたので息抜きもばっちり。年に1回はボール(床につくくらいのドレス、男の子はタキシード着用パーティー)もあったりまさにドラマにでてくるキャンパスライフ。

まぁ、フルに活動していると1日の睡眠時間は3〜4時間。

 

これが1年目の生活スタイルでした。