アトリエベッラルーナの日記

慶応をやめてイギリスへ〜絵画造形の会社を立ち上げるまで〜

ジャクソン・ポロックとジョン・ケージ

卒論のテーマは

ジャクソン・ポロックの「Summertime:9A」とジョン・ケージ(作曲家)の「The Seasons」を比べて2人の無意識とアートの関係

 

私はHistory of Art with Musicという学位のため2つのジャンルを融合させました。

は??って感じですけど、ジョン・ケージは禅に影響を受け、ポロックユングの無意識に影響を受けています。無意識の状態で芸術を創造するということ・・・について書いたわけです。

これが意外にも先生たちも楽しんでくれるテーマでした。

 

何度も何度もバーミンガムからロンドンのテートモダンに足を運び、1時間くらい絵の前にあるベンチに座って考えをノートに書き込み、日帰りでまたバーミンガムに戻るということをしました。大英図書館、コートルドルインスティトュートの図書館、ビクトリア&アルバート博物館の図書館など、イギリスの大学生なら登録して利用できるので文献にも困らず、ロンドンでの調べ物をたくさんした最終学年。

 

同時に先生に推薦状も書いてもらい、美術史で有名なUniversity College London(ロンドン大学の1カレッジでガンジーとかグラハム・ベルの卒業したカレッジ笑)への受験を決めアプリケーションを提出。

 

やることモリモリの3年生。

スケジューリングが命の3年生。

遊びもしたいしうまく勉強とのバランスを保つ3年生。

 

音楽の方はデジタル作曲を専攻していたため、スタジオに籠もって音源の録音、そして加工、作曲など、、、、もう一度3年生をやれと言われてももう無理でしょう。

バーミンガム大学は音楽でも有名なため個人で使えるスタジオがいくつかあって予約制で自由にいつでも使えました。イメージはこんな感じ。

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スタジオイメージ風景

 

この1年を乗り越えた末に待っているものは成績発表、卒業パーティー(The Ball)そして学位授与式。

この卒業パーティーがすごいんです!!